日本刀の鍔の買取!買取相場や高額査定される鍔をご紹介。

高価買取される鍔(つば・鐔)の特徴

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日本刀を愛する方なら、ある程度、刀装具についての知識も身に着けたいと思っていらっしゃる方も多いことでしょう。また、買取やご売却の際には、日本刀だけでなく鍔などの刀装具のみの取引が行われることもしばしば。そこで、今回は特に大切な刀装具のひとつである「鍔」の買取について、ご紹介したいと思います。

鍔というのは、柄の部分と刀身との間にある円型の形状(丸形・角形・木瓜(もっこう)形・障泥(あおり)形・拳形・喰出(はみだし)形など)をしたもので、刀で相手を突いた拍子に自分の手が滑って刀の方に移動するのを防ぐ役割があります。その他にも、相手の刀が自分の手を傷つけるのを防ぐ効果もあります。漢字は「鐔」とも書きます。

このような大切な意味を持つ鍔の買取の際は、歴史的な観点、芸術的な観点から評価され価格が決定します。たとえば、流派、素材、作られた地域などによりその価値は異なり、特に次に挙げるポイントが価格を左右しますので、確認しておきましょう。

★傷や割れ・欠けの有無

鍔の売却の際、できるだけ高値での買取を望む場合は、その状態が鍵となります。欠けていたり割れていたりすれば、美術品としても価値がグンと下がってしまいます。同じものなら錆びや汚れ、傷などもない美品の方が高く売却できることはご理解いただけると思いますので、すぐに売却されない場合はいかに保存状態をよく維持するかを考えましょう。

★銘の有無/鍔工(作家)

特に、有名な鍔工が作成した鍔は、刀身以上の高値がつくことがあります。たとえば、秋田県(出羽)の有名な鍔工である正阿弥伝内(正阿弥派)が作った鍔は、かなりの高値で取引されています。その他、加納夏雄、後藤一乗、岩本昆寛、奈良利寿、荒木東明なども高価査定の対象となります。

しかし、仮に無銘の鍔であったとしても、その品質が素晴らしいものであった場合は、高価査定となることもありますので、無銘だからと諦めず、プロに鑑定をしてもらうことが重要です。

★素材・形状

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鍔の素材は実にさまざまであるため、鉄・銅・金・銀・赤銅、真鍮など、それぞれ価格が異なります。特に、金・銀・赤銅・真鍮は高価買取されています。

★付属品の有無(桐箱入りか、鑑定書はあるか)

桐箱があるかどうか(布団付きかどうか)、鑑定書があるかどうかがチェックされ、付属品がない場合、価格は下がってしまいます。特に鑑定書があることが重要で、それがあれば鍔の価値が証明され、特別重要刀装具、重要刀装具、特別保存刀装具、保存刀装具の4ランクごとに価格が異なり査定されます。

★時代

鍔がいつの時代のものなのかによっても査定額は異なります。当然、歴史的に有名な鍔の場合は、高値で取引されており、江戸中期以降のものは、芸術的価値も高く評価される場合があります。ただ、古い鍔の場合でも、細工がなく鉄製の場合はほとんど値がつかないこともあります。

★彫り

細工が細かく施されている場合は、高く評価されます。特に有名な鍔工が作ったものは、芸術的に素晴らしい彫りのものが多いようです。また、金布目象嵌(純金を彫刻し、溝に埋め込んだもの)なども高く評価されます。

鍔の買取価格の相場

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鍔の売却をお考えの場合は、オークションやリサイクルショップより、日本刀専門買取業者に売却した方が買取相場は高くなります。鍔の専門家が在籍しているため、正確な判断に基づき価格を決定することができるからです。

ぜひ、刀専門の買取業者の相場を参考に、売却をご検討ください。相場は鍔の状態によっても異なりますが、鑑定書付きのものでおおよそ20,000円~300,000円前後と幅があります。無銘のものでも100,000円程度つくものも。もちろん、時代、鍔工、品質などによってはそれ以上の価格がつくことも多々ございますので、まずは問い合わせてみることをおすすめします。

まとめ

鍔には、とても価値のあるものが多く、鍔のみでのお取引も行われています。しかし、きちんと見立てのできるプロが判断しなければ、せっかくの価値が評価されないまま、安く買取されてしまうことがあります。

鍔をご売却されるなら、積み重ねた経験と知識のある鑑定士に査定を依頼することをおすすめします。当社には、鍔を正確に査定できるスタッフが在籍。鍔のみの買い取りも行っております(模造刀の鍔は買取対象とはなりませんので、ご了承ください)。

流派や作家、状態を丁寧に確認し、誠意を持って鑑定させていただきます。お気軽にご連絡ください。お待ちしております。